［映画.com ニュース］　スパイアクション映画「キングスマン」シリーズが、「キングスマン3（仮題）」で完結することが明らかになった。

マーク・ミラーとデイブ・ギボンズのコミックを原作にした「キングスマン」と続編「キングスマン　ゴールデン・サークル」は、英スパイ組織「キングスマン」のベテラン、ハリー（コリン・ファース）と新人エグジー（タロン・エガートン）の友情関係を軸に展開。同シリーズでメガホンをとるマシュー・ボーン監督は現在、20世紀初頭から第1次世界大戦までを舞台した前日譚「キングスマン　グレート・ゲーム（原題）」を手がけているが、同時に「キングスマン3（仮題）」の準備を進めている。

英Digital Spyの取材に対し、ボーン監督は第3弾で「エグジーとハリーの関係を終わらせるつもりだ」と明言。そして、「ふたりの関係の最終章を語るべく、その準備を進めている」と話している。

ボーン監督は、カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを行ったエルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」のプロデューサーも担当。同作で演技を絶賛されている主演のエガートンも、「キングスマン」シリーズへの復帰を熱望しているという。

「タロンもエグジーを再び演じることを楽しみにしている。この役は（エルトン・ジョン役ほど）精神的に消耗することはないからね」

「キングスマン　グレート・ゲーム（原題）」は、2020年2月14日全米公開。ボーン監督は同作を完成させ次第、「キングスマン3（仮題）」をクランクインさせたいという意向を持っているようだ。

（映画.com速報）
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