今観てきた
いやなかなかの力作だったわ

マリオン・コティヤール演じる悪妻が途中から夫の残忍さにドン引きみたいな展開になってたが、
原作もそうなんだっけ？
ずっと悪妻のまま夫をそそのかし続けるイメージだったんだけど

映像が美しかったわ

冒頭がナイトミュージアムのオクタヴィウス突撃シーンだったのと、
マクベスがダンカン殺害の裏でヘッドフォンして音楽聴いているマリオンの図、
は何だかなw

マクベスの妻は美しい悪女の予想だが迫力不足。

見所はスコットランド高地の風景。
あれだけでも見る価値がある。
００７のスカイフォールの場所だがあれよりもよく撮れている。

一番最初に配給会社のロゴ出るくらいだね

寒々しい景色とBGMと俳優の演技もあって体温持ってかれた気分だった

日本の戦国時代のドラマや映画でも、予算の関係で合戦の場面を撮影し難い場合に
あんな風に抽象的に描けば結構間に合うと思う。

最後の場面に、子供が出ていたのがわからなかった。

史実では、亡命した子供の子孫が、チューダー王朝かスチュワート王朝の祖
になるけど、シェークスピアの時代には必要だけど、現代には必要ない。

あと、幼女が火あぶりになったのがショック。

三船のオーバーアクトとか、山田五十鈴の不気味さとか。
霧とか森が動く感じも黒澤の方が上。