地球外知的生命体を探求に人生を捧げた英雄の父を見て育ち、宇宙飛行士となったロイ・マグブライド。その父は、地球外生命体の探索に出た船に乗ってから16年後、32億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となった。しかし、彼が生きていることが判明する。

ブラッド・ピットがエリート宇宙飛行士ロイ・マグブライドを演じ、オスカー俳優のトミー・リー・ジョーンズがその父親役を務める。共演には、『アルマゲドン』のリヴ・タイラー、『ハンガー・ゲーム』シリーズのドナルド・サザーランド、『ラビング 愛という名前のふたり』のルース・ネッガらが名を連ねる。

監督を務めるのは、『エヴァの告白』『ロスト・シティZ 黄金都市』のジェームズ・グレイ。グレイとともに、ドラマ『FRINGE／フリンジ』のイーサン・グロスが脚本を共同執筆している。なお、タイトルの『アド・アストラ』とは、「TO THE STARS＝星の彼方へ」という意味のラテン語となる。

公開された予告編の前半では、人々から尊敬を集めていた父の影響もあり、地球外での危険な仕事にも懸命に挑みながらエリート宇宙士として活躍するロイの姿が映し出される。そんな命がけで働く彼に、陸軍幹部は「信じ難いだろうが、君の父親は生きている」と衝撃的な事実を告げる。そしてロイが尊敬する父親は、太陽系の全てを滅ぼす力を持つ実験“リマ計画”に関わっていたことが明らかになる。

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