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【スタッフ】
原作 – 又吉直樹「火花」（文春文庫刊）
監督 – 板尾創路
脚本 – 板尾創路、豊田利晃
主題歌 – 「浅草キッド」 菅田将暉×桐谷健太(作詞作曲：ビートたけし）

【キャスト】
徳永 – 菅田将暉
神谷 – 桐谷健太
真樹 – 木村文乃
山下 – 川谷修士（2丁拳銃）
大林 – 三浦誠己
鹿谷 – 加藤諒

原作でも顔は良かったのか？

売れない芸人の苦悩が飯食って酒飲むだけの表現
ネタ出しの苦労やネタかぶりなどの芸人同志のしのぎ合いもなく
相方と不仲になるだけのスィート感

唐突な説教とメタ的な客席ディスり
最後の巨乳エピソードから狂気を感じろ感

劇中漫才のつまらなさはシュール
主題歌が映画越えてた

しめっぽいバカが増えるのは世の中にとってよくない
吉本野郎と浅草キッドは関係ないし
板尾のセンスを疑う

原作は読んでない

なんかジーンとくる、良い映画だった

とにかく見てよかった。

最後の歌を菅田将暉が高らかに歌い上げてるのが残念だったくらい。
あと始まる前のコーヒーの宣伝か。

漫才師同士の駆け引きとか、楽屋の裏話とか、業界事情とか
そういう小ネタめいたことは、原作、ドラマにはあったかもしれないが
この映画には要らない
なんでもかんでも詰め込みすぎるとかえってボヤけて薄くなる

最後のラストライブのシーンの長尺をカット割りせず、
一気に演じきった菅田将暉はやはりすごいが、
それをやらせた板尾監督もすごい

>>102
別にそこはいいよ。エンドロール流れた時点で映画は終わり。あとは全部蛇足だ。
マーベルのオマケ映像も含めて。

本当に売れそうも無い、小汚い、キモイ変わり者、チビ、デブ、ハゲが主人公を演じても誰も観ない
そんなやつが演じても
「自分の表現を理解されない」のではなく
「その外見だから売れないんだよ」ってお終い

人物造形、世界観を理解させた上で
「クドイ説明をしなくても観客は理解する」
と思ったシーンはバッサリ削る

映画ってのは、本来、断片的で散漫なものなんだよ

これは平成世代の群像劇なので、
昭和時代への懐かしさみたいなものは一切払拭して
まったく新しい楽曲を創作すべきだった

アガサクリスティの小説とか、
映画化したら犯人が違ってた映画だってある

芸人のセンチメンタリズムなんて笑えない、くだらねぇ
って板尾が思ったら、違う解釈のラストになるのが映画ってやつ

社会人になって髪を普通に戻し、スーツ姿になった徳永が
悪い意味で成長していない、悪い意味で子供のままの神谷を
キッとした表情で見据えるラストシーン

女性は現実的で、ちゃと子供を産んで育てている一方で、
唐突な思いつきで町内漫才大会に出よう！と盛り上がるダメ神谷
かつてあこがれたカリスマ性は微塵もない

夢から醒めた徳永と、夢から醒めない神谷との対比
ただの映画監督だとこういうラストシーンは取れないよ
やったら芸人業界から大批判されちゃう

自身が芸人としてある程度は売れた、
けれど同世代にダウンタウン、松本人志がいた
そういう板尾だからこそのラストシーン
これが映画「火花」の良さなんだよ

300スクリーン以上の大規模公開の商業映画を映像芸術など言うのは烏滸がましいんだよ

いかにバカな奴らに劇場に来てもらえるかを考えて作らないといけないんだよ
だからバカでも理解できるものでなければ大ヒットなど有り得ないのさ

これなんだよね

でも、エンドロールで流れる浅草キッドは違うんじゃないかなーと思った
そもそも劇中は関西弁で喋ってた二人がなんで浅草なんだ
それに、あれは売れた芸人が昔を思い出して歌うからハマる歌だ

鹿谷の立ち位置とかなるほどなだったよ
外見ってのは天賦の才なんだよなぁ…

ひえええええ

原作読んでないけどそれなりに面白く観られた。でも、観た後がいまひとつ物足りない…
一つ一つのエピソードは面白いけど、それらが細切れになって独立してるからひとつの物語としてまとまってない感じ。
徳永と神谷の関係ばかりでスパークス界隈の描写があまりないから、肝心のラストステージの重みもそこまで感じられなかった。
徳永の面白さってなに？神谷はどこが評価されてそんなに芸人にウケてるの？山下は徳永をどう思ってたの？徳永のネタの変化ってどこらへん？とか
原作には描かれてるのかもだけど、もう少し全体的に丁寧に描写して欲しかった。

最後の浅草キッドは合わないな。
二人は関西弁なのに浅草の歌を歌ってることも、歌詞の内容とがなりたてるような歌い方も、何もかもが合ってない。
芸人の歌だからと安易に選曲したんだろうけど、どうせならちゃんと二人に合う曲を作ってやればよかったのに。

なんかピースのつまらない漫才を文章で読まされてるだけって感じだったのだよなぁ
浅草キッドで多少興味持ったけど
まぁ映画もやっぱり荒れそうねぇ